「コーチ(COACH)」は、皮革工房としてニューヨークのマンハッタンで創業されたブランドで、多くの人がご存じだと思います。
手に入れやすい価格帯で、様々なスタイルに合わせやすいデザインは愛用者も多く、世界的に親しまれているブランドの一つと言って良いでしょう。
また、2001年から採用されている頭文字のCを取ったデザインを施したシグネチャー・コレクションは日本でも非常に人気があり、中古市場でも多く見るアイテムでもあります。
この記事では、以下のような内容を知ることができます。
コーチブランドの中古市場での価値や買取相場、高価になりやすいアイテムなどを紹介していきます。
- コーチの歴史やブランドの特徴
- コーチの買取相場は安いの?
- ルイ・ヴィトンやシャネルとの違い
- 買取金額が高いコートのアイテム
- コーチを高く売る方法
- コーチというブランドの良い点
目次
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コーチ(coach)ってどんなブランド?
コーチは1941年に創業されたファッションブランドで、同企業は「コーチ(coach)」の他に、「ケイト・スペード(kate spade)」や「スチュアート・ワイツマン(Stuart Weitzman)」なども展開しています。
ここではブランドの歴史や特徴について簡潔に説明していきますので、気になる方は是非目を通してみてください。
コーチのブランド歴史
冒頭でも説明したように、創業されたのは1941年ということで長い歴史を誇るコーチですが、創業当初はマイルズ・カーン、リリアン・カーン夫妻と6名の職人たちによって立ち上げられた小さな会社でした。
当時はマンハッタンの小さな倉庫スペースで、牛革素材の財布やビジネスバッグなどメンズの小物を中心に制作していましたが、少しずつコーチの存在が世に知られていくことになります。
ボニー・カシンが入社
1960年代に入るとバッグの制作を開始しますが、この時にデザイナーに就任したのが「ボニー・カシン」でした。彼女は「女性のためのバッグを作る」というコンセプトを掲げ、次々の革新的なバッグを生み出していきます。
カシン・キャリー、バゲットバッグ、ショッピングバッグといったコーチブランドの名作は彼女のデザインによって誕生しており、1973年に発表されたダッフルサックは瞬く間にアメリカ中の若者たちから人気を集めました。
また、コーチのデザインの象徴でもある、ターンロックやドッグリーシュなどはこの時期に生まれたものとなっています。
2017年に社名を変更
1985年にサラ・リー社に買収されたコーチは、2000年に上場、それまでのバッグや財布メインの皮革製品メーカーから、総合ファッション企業へと発展していきます。
長くコーチ(COACH)という名だった社名でしたが、2017年にブランド名はそのままに社名を「タペストリー(Tapestry)」へと変更しています。
コーチのアイテムの特徴
コーチのバッグといえば、多くの人が思い浮かべるであろう「C」の文字ですが、あのデザインはシグネチャー・コレクションといい、2001年に発表されたものになります。
1996年にエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに就任したリード・クラッコフは、このCロゴを生み出し、ブランドの価値を大きく上昇されました。
この出来事が、コーチの歴史上最大の転換期と言えるでしょうし、これを機にアクセシブル・ラグジュアリー(手の届きやすいラグジュアリー)として確立していくことになりました。
コーチのラインは2つ
コーチにはブティックラインとアウトレットラインという二つのラインがあり、デパートや百貨店などに出店しているものが「ブティックライン」、アウトレットモールなどに出店しているのが「アウトレットライン」になります。
ただし、コーチの場合は売れ残りやB級品ではなく、アウトレット用に製造されているのでいわゆるアウトレット品ではなく、セカンドラインといった解釈で良いと思います。
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コーチの買取相場は安い?
日本人には馴染みのブランドであり、決して安い金額ではないコーチのアイテムですが、買取金額が安いという口コミやネット記事をよく目にします。
実際にはどうなのか?気になるところだと思いますので、そう言われている理由や実際の相場について解説しておきます。
並行輸入・アウトレット品がある
コーチの買取をしていると、並行輸入品であったりアウトレット品を目にする機会がよくありますが、これらの商品は直営店で売られている物と比べて販売価格が安くなります。
並行輸入やアウトレットでも販売されているモデルは、どうしても中古相場が低くなってしまいます。また、コーチにはアウトレット限定のモデルもあり、そういったモデルの場合は買取不可としているリユース業者も多いほどです。
さらに買取を利用してくださるお客様だけでなく、リユース業界で働いているバイヤーさんと話をしていても、比較的敬遠されている傾向があります。
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ハイブランド(ルイ・ヴィトンやシャネル)との違いは?
ブランド買取といえば、ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメスなどを頭に浮かべる人が多いと思います。これらのブランドはリセールバリューが高いという特徴もあるのですが、コーチと一体どう違うのか解説していきます。
まず、大きな違いとして価格帯の違いやターゲット層の違いがありますが、大きく分けるとルイ・ヴィトンなどはハイブランド、コーチはミドルブランドに位置しています。
だからといって、コーチが悪いというわけではなく、ある程度の高級感や品質、価格を保つことで絶妙のポジションを確立していると言えます。
ブランドコンセプトが違う
コーチは「手の届く高級品」というブランドコンセプトを掲げており、ある程度の品質を保ちながらアウトレット商品などに力を入れるといった戦略のもとで売られています。
そういった戦略の結果、多くの人から支持され、日常生活おいてもよく目にするブランドとしての立ち位置を確立しているとも言えます。
ハイブランドの多くが生産数を限定し、入手し辛い状態を作ることで、高いブランド力を保っているのですが、そういった戦略とは根本的に違っているのです。
コーチ以外のミドルブランドは?
ここでは、コーチ以外でミドルブランドと呼ばれているブランドについていくつか紹介しておきますので、是非把握しておいて下さい。
- chloe(クロエ)
- FURLA(フルラ)
- kate spade(ケイトスペード)
- Tory Burch(トリーバーチ)
- MICHAEL KORS(マイケルコース)
以上のブランドはコーチと同じく、ミドルブランドとして取り扱われることが多く、低価格帯が好まれるフリマアプリなどでは人気があるものの、ブランド中古市場での価値は低くなっています。
そのため買取金額が低い、または買取不可としているリユース業者が多い傾向にあるので、売却を検討している場合は事前に確認することをおすすめします。
コーチのバッグや財布で高価買取になりやすいアイテム
ここまで読んで頂いた方なら、コーチって買取不可なの?相当安いの?といったイメージをお持ちになるかもしれませんが、そんなことはありません。
しっかりと買取することができるので、ご安心下さい。
コーチでアイテムで高価買取になりやすい、相場が高いアイテムの特徴を紹介しておきますので、いずれ売ることを検討している方は購入後から意識しておくと良いかもしれません。
新品状態をなるべく維持する
バッや財布などを使用していると、次第に角擦れや毛羽立ちが起きてしまったり、持ち手にヒビ割れなどができてしまうこともあります。
長く使っていると使用感が出てしまうのは仕方のないことですが、ミドルブランドの場合は傷や汚れの具合では、中古市場での価値が一気になくなってしまう場合もあるので注意が必要です。
シグネチャーなどの人気モデル
上でも紹介した2001年に登場したシグネチャー・ライン、オプアート、ソーホー、チェルシーといったアイテムは買取対象となることが多いです。
各ラインの特徴も記載しておくので、コーチのアイテムをお持ちの方は確認してみて下さい。
シグネチャー

Cのロゴが複数重なったモノグラム柄が特長のラインです。
コーチの中では、最も需要が安定しているライン。
オプアート

コーチの新定番とも言われてるオプアートは、サテン生地やレザーにエンボス加工、パテントレザーなど、ラグジュアリーなアイテムが多いラインになっています。
ソーホー

馬の蹄のような金具が特徴のソーホーは、レザーにダブルステッチ縫製などが施されたアイテムが特徴で、丈夫かつ丁寧な仕上がりで多くの人から親しまれています。
チェルシー

コーチのラインの中で最もヨーロッパの雰囲気が漂うのがチェルシーラインです。クラシックかつ、ラグジュアリーな雰囲気はあらゆる年代の人から好まれています。
以上のラインから出ているアイテムは、コーチの中でも比較的金額が付きやすくなっているので、使っていないコーチのバッグや財布をお持ちの方は早めに売ったほうが良いでしょう。
限定品や希少価値が高いものは早く売る
コーチのアイテムの中には廃盤となっているにも関わらず、人気が高いものもあります。特に人気があるのが、数年に一度必ずコラボ商品が出るスヌーピーとのアイテムです。
CoachxPeanutsコレクションと言われるラインで、アウトレットでも販売されているため、定価は安いのですが、中古市場での人気は高いです。
また、このコラボラインはコピー品も多く出回っているため、中古で購入する場合は真贋ができるお店から購入するようにしてください。
コーチのアイテムを高く売るには?
ここまでに紹介してことを踏まえつつ、高く売るための方法を簡潔に紹介しておきます。少しでも高く買い取って欲しいという方は是非、目を通しておいてください。
なかの汚れや革のメンテナンス
コーチなどの査定をする際に多いのが、「そんなに高い物でもないし、大切に扱わなくて良いや」と思って使っていたのが分かるような状態のバッグや財布です。
中古で売る際に、できるだけ綺麗な物に越したことはありませんし、型崩れなどもないほうが金額も付きやすくなっています。
また、カビなども大きく買取金額が下がってしまいますので、保管場所の湿度などにも気を付けておきましょう。
付属品があれば取っておく
コーチの買取に限ったことではありませんが、購入時に付いている箱、袋、説明書、ギャランティーといった付属品は出来る限りあったほうが良いです。
また、付属品があることで査定時間も多少短くなることが多いので、何点も売りたい場合は付属品があったほうが時間の無駄も省けます。
使わなくなったらすぐに売る
一部のブランド品を除いては、基本的にどのブランドも共通して、新しいモデルが発売されたり、型遅れになると買取金額はガクッと下がってしまいます。
しかも、コーチは意欲的に新作を発表していくブランドなので、去年買ったものが既に型遅れということも多いです。
そういったこともあり、使わなくなった場合はできるだけ早く売ってしまったほうが、買取金額も高くなりやすい傾向にあります。
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コーチ(coach)ブランドの良い点
ここまで読んでもらうと、コーチというブランドの魅力が中々伝わってこないという方も多いかと思います。
しかし、世界的に人気があるブランドであることには変わりませんので、コーチの魅力についてしっかりとお伝えしておきたいと思います。
手の届く高級品である
ブランドコンセプトでもある「手の届く高級品」ですが、コーチはまさにミドルブランドというレンジを作り出したパイオニア的存在のブランドです。
いわゆるミドルブランドの先駆けとして、ある程度誰でも購入できる価格帯のブランドというのは全てコーチから始まっています。
世界的な需要がある
コーチのブランドとしての凄いところは、売り上げ規模が大きいというところにもあります。売上高では、ルイ・ヴィトンに次いで二位になったこともあるほどの需要の高さです。
そう考えると、コーチというブランドがいかに人気があるのか、ブランドはよく知らない人であってもある程度その凄さを感じることはできるはずです。
万人受けするデザインとコスパの良さ
コーチはメインターゲットである20代~30代を中心に、下は10代から上は60代、70代までと非常に幅広い層まで浸透しています。また、素材も良いのでコストを削減し、機械生産に切り替えたブランドのアイテムと比べると品質も良く長持ちします。
例えば、コーチの高いバッグでも100,000円を超えるものは中々ありませんが、ルイ・ヴィトンやシャネルのバッグは新品を100,000円以内で購入するのはほぼ無理です。
そういった意味では、多くの年代から好かれるデザイン性とコスパの良さはコーチの大きな魅力と言えます。
持っていても嫌味じゃない
例えば、エルメスのバーキンは価格も高いし、ゴージャスだし、持っているだけでも優越感に浸れるようなアイテムは存在していますが、一つ間違えると嫌味に感じてしまう人もいます。
その点、コーチのアイテムは持っていても嫌味っぽくならず、使い勝手も良いので多くの人が持っているのだと思います。
このようにコーチというブランドを理解していくと、おのずとコーチの良さやメリットも見えてくるものです。
コーチの買取相場まとめ
世界的な知名度を誇るコーチ(coach)のブランド観や買取相場などを解説してきましたが、買取不可や金額が付けれないと言われた場合でも一度ご相談ください。
カイトリワンでは、海外にも販路を持っていますので、コーチの中古バッグやアイテムでも買取可能です。
また、複数点査定させていただくことで、買取金額を上げることも可能ですので、買い取ってもらえないと諦める前にカイトリワンのLINE査定をご利用ください。
カイトリワンで利用できる買取方法
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買取に必要な本人確認書類
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 運転免許証
- パスポート
- 写真付き住民基本台帳カード
買取する際に必要になるものは本人確認書類のみです。本人確認書類として有効なものは、運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、個人番号カードなどの写真付き証明書となります。
写真のない証明書(健康保険証など)の場合は、現住所の記載がある公共料金の領収書が必要になるので、事前にご用意ください。また、未成年の方は保護者からの委任状や同伴が必要です。