馬具の制作から始まったグッチ(GUCCI)は、ブランド創業から100年という歴史の中で、様々なセレブたちから愛されてきたブランドです。
現在はバッグや財布、アパレルから小物に至るまで様々なアイテムを発表しており、カジュアルなものからフォーマルなものまで、老略男女問わず人気があります。
新作のみでなく、オールドグッチと呼ばれる古いアイテムも中古市場で人気なので、売買と検討している方やどういった価値や歴史があるのか知っておきたいという方は参考にしてください。
この記事を読んで分かること!
この記事を読んでいくと以下の事を知ることができます。
- グッチの人気ライン
- グッチの定番ライン
- 素材や加工について
- 買取価格が高いグッチのライン
目次
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グッチのライン一覧(人気・定番)
それでは早速、グッチのラインを紹介していきます。人気ライン、定番ラインはもちろん、あまり知られてないものまで紹介しておくので、目を通してみてください。
特徴や素材なども載せておくので、読み進めていくだけでもあなたはグッチマニアになれるはずです。
ラインとは?
ラインとは、特定のブランドの下にある製品の集合のことです。ルイ・ヴィトンでいえば、ダミエやモノグラム、グッチならGGキャンバスなど、ブランド好きの方は、ラインでアイテムを集めている人が多いのが特徴です。また、同じブランドでもラインによって全く違った特徴があるのも魅力となっています。
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GGキャンバス
「GGキャンバス」は、グッチの創業者「グッチオ・グッチ」のイニシャルをモノグラムにして、それをパターンにしたのが始まりです。
初めてのパターンでありながら、現在まで続くグッチ人気の礎となったラインと言って良いでしょう。王道であり、一目でグッチを分かるデザインはさすがの一言。
また、多くのブランドと違い、皮革ではなくキャンバス地を使用しており、軽量で手入れが簡単なのが大きな特徴です。
GGスプリーム
GGキャンバスの欠点とも言われていた耐久性を克服しようと、ポリウレタン加工を施したラインが「GGスプリーム」です。
耐久性だけでなく、汚れなどにも強くなっており、デリケートだと言われていたGGキャンバスの弱点を克服しています。
GGスプリームは以前、GGプラスと呼ばれており、PVC加工(塩化ビニール加工)を施していました。しかし、PVC加工は環境への悪影響があることから、現在はポリウレタン加工に変更されています。
GGブルームス
「GGブルームス」2015年の秋冬コレクションで登場したラインで、GGスプリームキャンバスにゼラニウムのフラワープリントを施したラインです。
アレッサンドロ・ミケーレらしさが溢れたデザインで、エレガントな雰囲気を持ちつつも落ち着きのあるデザインは瞬く間に人気となっています。
アビー
GGキャンバス柄にDリングとリベット金具を備えたのが「アビー」と言われるラインで、ショルダーバッグで多く見かけることができます。
アビーは財布でもアイテムが発表されていますが、ジャッキーやホースビットと間違うこともあるので、注意してください。
シェリーライン
バッグ類や帽子、財布などでもよく見られるグリーン、レッド、グリーンのストライプが入っているのが「シェリーライン」です。別名:ウェブラインとも呼ばれ、以前はリボンと呼ばれていたこともありました。
ウェビングリボンは、1950年代に発表された歴史あるラインなので、現在のグッチのシンボルのような立ち位置になっています。グッチといえば、この柄を思い出す人も多いのではないでしょうか。
グッチシマ
最高級レザーの代名詞とも言われる「グッチシマ」は、厳選されたカーフレザーにGG柄をエンボス加工を施したアイテムが特徴のラインです。
グッチのアイテムの中でも高めの価格設定になっており、グッチのハイラインといえば「シマ」というイメージを浸透させています。また、カラーによって全く印象が変わるので、カラーバリエーションも楽しめるラインです。
グッチプラス
「グッチプラス」は、グッチ家のお家騒動で多数のラインが乱立していた60~70年代のセカンドラインの一つで、PVC加工(塩化ビニール加工)を施したGG柄は現在のGGスプリームによく似ています。
既に廃盤になってしまったラインにはなりますが、中古市場での個体数の少なさから、古いグッチプラスのアイテムは高値で取引されています。
ジャッキー
「ジャッキーライン」はプッシュロック式のクロージャー金具が特徴のラインで、四角の開閉部分はセレブ感を演出してくれます。
1950年代に生まれ、1990年代には四角から円筒型の金具に変更した「ニュージャッキー」も誕生するなど、人気がありましたが2009年にジャッキーラインは廃盤となっています。
ジャッキーという名前はJ・Fケネディの妻であるJ.F.ジャックリーン・ケネディが愛用していたことから、彼女の愛称にちなんで呼ばれるようになっています。
スーキー
インパクト抜群のインターロッキングGがあしらわれた「スーキー」は、ブランド感も出しながらシンプルなデザインが多いラインです。
タグ自体が脱着可能なことも多く、インターロッキングGを付けたインパクトある状態から、外したシンプルな状態まで、変化を楽しめるようになっています。
ソーホー
「ソーホー」は2013年の初夏コレクションで登場、上質なカーフレザーにインターロッキングGをエンボス加工されたラインです。
新たなグッチの顔と言われるだけに、ソーホーラインのアイテムは高級感漂うものばかりになっています。また、カラーバリエーションも豊富で、派手なカラーから落ち着いたカラーまで充実しています。
GGマーモント
ダブルGとも称される「GGマーモント」は、Gが重なったデザインが特徴で、グッチの新アイコンとして幅広い層から人気を獲得しており、現在のグッチの主力商品の一つです。
70年代にベルトのバックルから着想を得たデザインは、バッグだけにとどまらず、財布やキーケースなど様々なアイテムに使われています。
ディアマンテ
GGパターンの原型となった「ディアマンテ」は、ひし形模様が連続して交差するダイヤモンドパターンのことです。
元々はヘンプ素材に強度を加えるためにダイヤモンドパターンで織り込み、それをラゲージにしたのが始まりということで、非常に古い歴史を持っています。
グッチの代表的なオールドラインとも言えるディアマンテは、中古市場でも高値で取引されることが多いので、お持ちの場合はできるだけ綺麗に保管しておくことをおすすめします。
ニュージャッキー
ジャッキーでは四角だった開閉部分を円筒型に改良して登場した「ニュージャッキー」は、当時のクリエイティブディレクター、フリーダ・ジャンニーニによって生まれたラインです。
ジャッキーよりモダンな仕上がりになっているニュージャッキーは、熟練の職人が手作業で7~13時間をかけて作るということで、機械での大量生産が主な現在においてはそれだけでも希少価値の高さを感じます。
バンブー
グッチのアイコンとも言える「バンブーライン」は、バッグの把手部分に折り曲げた竹を使用している物を指した名称です。
第二次世界大戦の敗北によるイタリア国内の物資不足により、革や金属が確保できず、苦肉の策で日本の竹を熱して加工することでバッグの把手に使用したということですが、その策が革新的なバッグを生むことになりました。
バンブーは1947年の発表から現在に至るまで、幾度かの復活を繰り返し、長年にわたってグッチのアイコンとして人気を維持しています。
プリンシー
リボンが特徴的な「プリンシー」は、一目でグッチと分かるデザインやフェミニンな雰囲気が人気のラインです。
プリンシーの生地に使用されているのは、GGキャンバスやグッチシマといったものが多く、人気の生地に使用されることでより人気のアイテムとなっています。
リボンのデザインといえばメイフェアがありますが、メイフェアはリボン中央にインターロッキングGが付けられているため、プリンシーよりも重厚感があり、違った雰囲気になります。
フローラ
「フローラ」ラインは、1966年にモナコの公国妃グレース・ケリーのためにデザインされたもので、当時から人気があり、現在に至るまでグッチを代表するアイコンの一つです。
元々はスカーフから始まったフローラはバンブーやジュエリーなど幅広く採用されており、日本限定のアイテムも発表されています。
また、グレース・ケリーはエルメスのケリーバッグのケリーと同一人物で、ラグジュアリーブランドの歴史を語る上で、欠かせない人物の一人です。
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ホースビット
「ホースビット」とは、その名の通りホース(馬)とビット(馬具)を指したアイテムで、轡(くつわ)と鐙(あぶみ)をモチーフにしたデザインのことです。
最も有名なのはローファーで、メンズが1953年に発表された後、1968年に発売されたレディースのローファーはニューヨークを中心に爆発的人気アイテムとなりました。
その後もハンドバッグやブレスレット、時計に至るまで様々なアイテムに利用されており、グッチのアイコンの一つとして知られる装飾となっています。
マイクロGG
GGキャンバスに使用されているGG柄を小さくし、主張を抑えたデザインが人気の「マイクロGG」は様々なシーンに対応できるということで人気です。
あまり派手なアイテムを好んでない方や男性にはシックなデザインのマイクロGGが人気で、グッチの中でも欠かせないデザインになっています。
ヴィアッジョ
2009年に登場した「ヴィアッジョ」は、グッチのトラベルラインとして発表されたもので、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが多くなっています。ブラックキャンバス地にコーティングを施しGGロゴをあしらったデザインは、シックで大人の印象を与えてくれます。
また、当初はバッグ中心のラインアップでしたが、2013年からはウェアや小物なども発表されており、グッチにとって欠かせないラインの一つとなっています。
GGサイケデリック
「GGサイケデリック」は、1970年代のサイケデリックカルチャーをデザインに落とし込んだ派手なデザインが特徴で、アレッサンドロ・ミケーレらしいコレクションになっています。
レインボーカラーのGGキャンバスに、モノグラムパターンとスターモチーフを組み合わせた独創的な柄は、これまでのグッチにはいなかったファン層を取り込んでいます。
グッチニース
「グッチニース」は2012年に登場したGGキャンバスにレザーベルトがデザインされたラインで、シマなどにも見られるデザインです。ニースとは地中海に挟まれたフランス南部のリゾート地のことで、ニースを表現したデザインが魅力のラインになっています。
また、2014年にはフローラプリントを施したグッチニースも発表されており、非常に個性的なデザインでさらに人気が高まっています。
クーリエ
「クーリエ」は2015年に発表されたラインで、GGキャンバスにアングリータイガーなど、エンブロイダリーのアップリケを刺繍した特徴的なデザインが魅力です。
アップリケが独特のレトロ感を演出しており、バッグや財布をはじめ、小物に至るまで人気を集めています。GGスプリームにインパクトも欲しいという方におすすめのラインです。
ココ・キャピタン
「ココ・キャピタン」は、2017-2018の秋冬コレクションに登場したラインで、落書き風のアートを落とし込んだデザインで話題になりました。
スペイン出身のフォトグラファー兼アーティストのココキャピタンは、1992年生まれということで、グッチ側からしても異例の大抜擢でしたら、斬新なデザインで人気を得ています。
GGクリスタル
「GGクリスタル」は、グッチのアイコンとも言えるGGキャンバスにビニールコーティングを施したもので、光沢感が美しく中古市場でも高値で取引されています。
素材にコーティングを施したことで、パテント素材よりも耐久性や汚れにも強くなっており、ゴージャス感もあることから大人気のラインとなっています。
ゴースト
「グッチ・ゴースト」は、トラブル・アンドリューとコラボーレーションしたコレクションで、彼のデザインしたパロディグラフィックが、デザイナーのアレッサンドロ・ミケーレの目にとまったのが始まりです。
現在は、ネックレスやアクセサリーなども発表されており、スカルモチーフの可愛らしいデザインは芸能人にもファンを持っています。
ディズニー
2020年に話題となったウォルト・ディズニーの「ミッキーマウス」とグッチの限定コレクションは、市場でも非常に人気があり、高値で取引されています。
GGスプリームにミッキーのプリントを施したバッグ類を中心に、アパレルアイテムも複数発売しており、あらゆる層に人気のコレクションとなっています。
オフィディア
ヴィンテージブームの中、オールドグッチをモチーフにしたデザインで人気の「オフィディア」は、2018年のクルーズコレクションで登場したラインです。
オールドグッチの価格が高騰している中、新作でオールドグッチ感を味わえるということで、何十年を使えそうな普遍的なデザインが人気を集めています。
オールドグッチ
グッチの古いアイテムであればオールドグッチだと思われがちですが、実際には創業者であるグッチオ・グッチと息子のアルドが手掛けていた時代の製品のことを指しています。
主に1960年代から1980年代までの古いモデルがオールドグッチとされており、模倣品も多いため、状態の良い正規品であればかなり高価買取が期待できます。
シルヴィ
「シルヴィ」は1969年に発表されたラインで、中古市場でも人気がありますが、現在はアップデートされた「シルヴィ1969」が登場しており、新旧のシルヴィが人気となっています。
アレッサンドロ・ミケーレがデザイナーに就任してからのグッチは、派手な印象やポップなデザインに目がいきがちですが、過去のアーカイブからインスパイアされたコレクションにも注目です。
GGリボン
「GGリボン」は2016年から日本限定で発表され、花柄や動物の女性的なプリントが印象的なラインで、リボンにGGモチーフが添えられたデザインで人気です。
日本限定ということで海外で購入できないコレクターにも人気となっており、レザーやデニムをはじめとしたリネン素材のバッグなども発売されています。
ブリー
「ブリー」は、GGキャンバスやシマなどのレザーアイテムのエッヂ(縁)部分にレザーを施したラインで、素材や色のコントラスト、補強された強度などが特徴です。
キャンバス地の痛みが気になる方、デザイン性だけでなく耐久性や実用性の高いアイテムが欲しい層に支持され、現在人気ラインの一つとなっています。
ラジャ
「ラジャ」は、グッチの中でも特に古いデザインをモチーフとしたラインで、タイガーモチーフがインパクト抜群のデザインは様々なラインの中でも特に人気があります。
タイガーのジュエリーっぽいディティールはレトロながらも、グッチの他ラインにはない存在感や高級感を漂わせており、新作アイテムも期待されています。
ミスGG
「ミスGG」は、GGキャンバスとインターロッキングGを組み合わせたラグジュアリー感あるラインで、他のラインと比べてもひときわ高級感のあるデザインになっています。
レザーの切り替えデザインとしてはブリーやGGクラシックがありますが、よりエレガンスな空気を漂わせたアイテムが多く、バッグや財布が人気となっています。
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中古で人気があるグッチは?
ここまで紹介してきたラインはグッチの中でも人気があるものばかりですが、その中でも特に人気のあるものをいくつか紹介しておきます。
売る際も高く売れる可能性が高いラインなので、売却を検討している方は早めに査定に出してみたり、相談してみるなどしてください。
アレッサンドロ・ミケーレの作品
GGブルームス、GGリボン、グッチゴーストなど、「アレッサンドロ・ミケーレ」がデザイナーに就任してからのグッチは人気アイテムが多く、高価買取になるものが多いです。
お家騒動以降下火だったグッチの人気を復活させたトム・フォード、そして新たな層へ広めたミケーレのアイテムは中古市場でも人気があります。
グッチリミテッド・リミテッドエディション
オールドグッチは高くてちょっと手が出せない、状態が悪いものが多くて中々手を出し辛いといった層に人気なのが、オールドグッチの希少モデルをリバイバルした「グッチリミテッド」「リミテッドエディション」です。
希少モデルを現代の技法で忠実に再現しているだけに、古くからのグッチ好きにも人気があり、復刻モデルとはいえ高値で取引されているのが現状です。
オールドグッチは常に人気
グッチ一族のこだわりが詰まった「80年代までのアイテム」はオールドグッチと呼ばれ、現在も人気が高く、中古でも高額で取引されていることが多いです。
また、大量生産ではなく、一つ一つ職人の手作りだった当時のアイテムは、一点ものに近い雰囲気があり、美品であればかなり高価買取が望めます。
グッチの人気定番ラインまとめ
グッチの人気ライン、定番ラインを紹介してきましたが、新作から旧作に至るまで様々なデザインや特徴があり、それぞれの時代やアイテムにファンが存在しています。
そのため、幅広いアイテムが中古市場でも人気で買取価格も高値になることが多くなっています。
カイトリワンでは、ブランドものの販路を多く持っており、相場の限界で買取することが可能なので、グッチのアイテムを売却する際は是非一度ご相談ください。
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